QuickTimeQuickTimeの動画配信方法
プログレッシブダウンロード再生
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音声・動画ファイルをHTTPサーバーからストリーミング再生します。 音声・動画ファイルをユーザーのパソコンにダウンロードしつつ、同時に再生します。 再生したファイルがユーザーのパソコンに残るため、「擬似ストリーミング再生」になります。
QuickTimeではこのプログレッシブダウンロード再生が標準的にサポートされているため、HTTPサーバーから配信する場合は、メタファイルを使用しなくても、自動的にプログレッシブダウンロード再生されます。
個人サイトでストリーミングをする場合、HTTPサーバーからのストリーミング再生となるため、配信方法はこのプログレッシブダウンロード再生になります。
リアルタイムストリーミング再生
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まず音声・動画ファイルへのパスなどのデータが記述されたメタファイルをユーザーのパソコンにダウンロードします。 そのメタファイルに指定されている音声・動画ファイルをストリーミングサーバーからリアルタイムでストリーミング再生します。
リアルタイムストリーミング再生は、再生する前に音声・動画ファイルの一部がダウンロードされ、バッファに格納されます。 そのバッファされたファイルを再生するので、再生したファイルがユーザーのパソコンに残りません。 残るのはメタファイルのみです。 そのため、著作権のあるメタファイルの二次配布防止になります。
また、インターネットが混雑してダウンロードが中断しても、バッファに格納したデータを使えるため、ファイルの再生が止まってしまう可能性が低くなります。
リアルストリーミング再生の場合、通信プロトコルに RealPlayerと同じRTSPを利用します。 そのため、QuickTime形式のファイルであることをストリーミングサーバーに知らせる「ダミーファイル」をかませる必要があります。 詳細は配信方法によって異なるsrc、qtsrcの指定で解説しています。
このリアルタイムストリーミング再生をするには、ストリーミングサーバーをレンタルする必要があります。 通常のHTTPサーバーからはできません。