インストール・動作環境設定PHP4からPHP5へのバージョンアップ方法
PHP5の入手
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PHP公式サイトのダウンロードページ から、「Windows Binaries PHP zip package」をダウンロードします。 過去のバージョンは、Unsupported Historical Releasesから入手可能です。
- インストールするPHPバージョンを選択
ここではPHP 5.2.9 をインストールします。 Windows Binariesにある「PHP バージョン番号 zip package」をクリックすると、「Choose Mirror Site for download」(ミラーサイト選択画面)が表示されます。
- ダウンロード先のミラーサイトを選択
日本のミラーサイトのリンクをクリックし、ダウンロードします。 ダウンロードが完了すると、デスクトップに 「php-バージョン番号-Win32.zip」という圧縮ファイルのアイコンが表示されます。
インストール
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PHPフォルダをDドライブにおく場合の設定例です。
- ダウンロードしたパッケージを解凍
ダウンロードした「php-バージョン番号-Win32.zip」をダブルクリックし、デスクトップなどに解凍します。
- フォルダ名のリネーム
解凍したフォルダ名(例えば「php-バージョン番号-2-Win32」)を「php」にリネームします。
- phpフォルダの移動
「phpフォルダ」ごと、
D:\php
に移動します。 - 「php5ts.dll」のコピー
phpフォルダ内にある「php5ts.dll」を、
Windows 2000 の場合は、C:\WINNT
にコピー、
Windows 9x系、Windows Me、Windows XP の場合は、C:\WINDOWS
にコピーします。 - 「php.ini-dist」のリネーム&コピー
phpフォルダ内にある「php.ini-dist」を「php.ini」にリネームし、
Windows 2000 の場合は、C:\WINNT
にコピー、
Windows 9x系、Windows Me、Windows XP の場合は、C:\WINDOWS
にコピーします。
php.iniの設定
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リネームした「php.ini」の編集をします。
extension_dirを指定します。
extension_dir = "d:/php/ext"
次に、有効にするDLLの先頭のセミコロンをとります。
PHP5からはMySQLを使用している場合は、下記の設定が必要になりました。
php_mysql.dllの先頭のセミコロンを取って有効にします。
extension=php_mysql.dll
次に、phpフォルダ内にある「libmysql.dll」を
Windows 2000、XPの場合はC:\WINNT\system32内にコピー、
Windows 98/Meの場合はC:\Windows\system内にコピーします。
Apacheのhttpd.conf(設定ファイル)の設定
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Apache上でPHP5が動くように、Apacheの設定ファイル「httpd.conf」を編集します。
apache version 2をサーバーとして使用している場合の設定例です。
「httpd.conf」は、C:\Proguram Files\Apache2\conf
内にあります。
メモ帳などのテキストエディタで開いたら、下記のコード部分を追加・修正し、上書き保存します。
変更を反映させるため、Apacheを再起動(Restart)させます。
LoadModuleに、php5apache.dllを指定
174行目当たり LoadModule php5_module c:/php/php5apache2.dll
動作確認
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<? phpinfo(); ?>
と記述したPHPファイル(test.php)を作成し、C:\Program Files\Apache2\htdoc
内に保存します。
<? phpinfo(); ?>
「http://127.0.0.1/test.php」、または「http://localhost/test.php」 にアクセスし、下図のようなPHP動作ステータスが表示されればOK。Apache上でPHP5が正常に動作しています。