ファイルディレクトリ関数
chdir
カレントディレクトリを変更
unknown
bool chdir ( string $新しいカレントディレクトリ )
カレントディレクトリを新しいカレントディレクトリに変更します。 成功した場合にTRUE、失敗した場合にFALSEを返します。
<?
#カレントディレクトリを表示
echo getcwd() . "\n"; //'/home/vincent'
#カレントディレクトリを'public_html'に変更
chdir('public_html');
#カレントディレクトリを確認
echo getcwd() . "\n"; //'/home/vincent/public_html'
?>
closedir
ディレクトリハンドルを閉じる
unknown
void closedir ( resource ディレクトリハンドル )
opendir()関数で開かれたディレクトリハンドルを閉じます。
getcwd
カレントディレクトリを取得
unknown
string getcwd ( void )
成功した場合にカレントのワーキングディレクトリ、失敗した場合にFALSEを返します。
<?
#カレントディレクトリを表示
echo getcwd() . "\n"; //'/home/vincent'
#カレントディレクトリを'public_html'に変更
chdir('public_html');
#カレントディレクトリを確認
echo getcwd() . "\n"; //'/home/vincent/public_html'
?>
opendir
ディレクトリハンドルを開く
unknown
resource opendir ( string $path [, resource context] )
pathで指定したディレクトリへのディレクトリハンドルを開きます。 成功した場合にディレクトリハンドルのリソース、失敗した場合にFALSEを返します。
第1引数pathが無効なディレクトリ、権限が制限されている、ファイルシステムのエラーなどによりディレクトリが開けない場合にFALSEを返し、E_WARNINGレベルのエラーが発生します。
失敗した場合に、エラーメッセージが表示されないようにするには、@opendir ( path )のように、関数名の頭にエラー演算子（@）を付けて使用します。
<?
$dir = "./"; // カレントディレクトリ
// ディレクトリを開き、その内容を取得
if (is_dir($dir)) {
if ($dh = opendir($dir)) {
while (($file = readdir($dh)) !== false) {
echo "filename: ". $file . " : filetype: " . filetype($dir . $file) . "<br>\n";
}
closedir($dh);
}
}
/* 出力例
filename: . : filetype: dir
filename: .. : filetype: dir
filename: include : filetype: dir
filename: test.php : filetype: file
*/
?>
readdir
ディレクトリハンドルからエントリを読み込む
unknown
string readdir ( resource ディレクトリハンドル )
opendir()関数でオープンしたディレクトリハンドルから次のファイル名を返します。 成功した場合にファイル名を返します。失敗した場合にFALSEを返します。 ファイル名はファイルシステム上に格納されている順番で返されます。
<?
// カレントディレクトリのファイル一覧を取得
// （. および .. は除く）
if ($handle = opendir('.')) {
// '0'というディレクトリ名があった場合にループが止まってしまうため、
// 返り値は型まで厳密に比較する
while (false !== ($file = readdir($handle))) {
if ($file != "." && $file != "..") {
echo $file . "<br>\n";
}
}
closedir($handle);
}
?>
rewinddir
ディレクトリハンドルを元に戻す
unknown
void rewinddir ( resource ディレクトリハンドル )
opendir()関数で開かれたディレクトリハンドルをディレクトリの先頭に戻します。